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暗記術の方法は、場所を工夫すること

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暗記術の方法は、じつは古代ギリシャ時代からありました。
古代や中世は、いまほど紙がなく、非常に貴重なものでした。ですから、本で読んだことを記憶して、人に話せる人が賢者といわれていたのです。

今は携帯や、iphoneなどのスマートフォンもあるし、デジカメも動画もすぐ撮れるし、当然メモ帳にも困りません。ボイスレコーダー(icレコーダー)もあります。ギリシャ時代とは比べ物にならないくらい、耳にしたこと、目のしたことを、すぐにその場で記録することができる環境にあります。それが、かえって記憶力を鈍らせているのかもしれませんね。

昔の人は、その場で覚えるしかなかった。
だからこそ、必死であり、一度で覚えようと最大の集中力を発揮できたので、物覚えがよかったのかもしれません。もしかしたら、こういった環境にすることが、暗記術の極意であり、効果的な勉強の仕方なのかもしれませんね。

極端かもしれませんが、学校でいっさいノートをとらないで、そのまま脳に刻み付ける訓練をするとか・・・。「覚えたら、辞書を破いて捨てる」という勉強法がありましたが、これも似たような方法。自分を窮地に追い込むことによって、記憶の潜在能力を引き出すわけです。ただ辞書を破るのは推奨しません。考え方の一つとして、ご紹介しました。

 

さて、暗記術の方法にもいろいろあります。
語呂合わせは有名な方法ですね。語呂合わせをすると、なぜ覚えやすいのかというと、すでに脳内に長期記憶として保存されている情報を利用するからです。そこに、うまく連結させることができれば、スッと覚えられるのです。

でも学校の勉強でも、資格試験の学習でも、大学受験やセンター試験の準備においても、かならずしも語呂合わせで、すべて対応できるわけではありません。どうしても、うまく語呂が合わないことのほうが多いでしょう。

そんなときの暗記術の方法は、できるだけ声にだして読んでみることです。人は、ただ眼だけで何度も読むよりも、何度も声に出したほうが記憶しやすいのです。目だけだと視覚情報にすぎませんが、声にだせば、視覚と聴覚の両方を使っているからかもしれません。

よく五感を全部使おう!とか言っている人がいますが、これでは手間がかかりすぎます。目で見て、口で発音して、耳で聞いて、しかも手で単語を書くとなると、時間がかかってしまう。ですから書き取りはしないで、目で見て読んで耳で聞くだけでいいと思います。

ですから、実際の受験勉強や試験勉強では、理解を必要とする箇所は、速読などを駆使して黙読する。そして年号や事件の名前、人名などの箇所は、ゆっくりと声にだして発音してみる。この使い分けが大事です。何でもかんでも音読したり、すべて黙読というのは極端なのです。場合に応じて、両者を使い分けることが暗記術のポイントです。

 

さらに、ここで、試験やテストのとき、覚えたことを確実に思い出しやすくする秘訣を伝授しましょう。それは、サラの教科書やテキストを読むときは、覚えたい箇所に蛍光ペンで線を引きます。何か記憶しなければいけないことは、すべて「同じ蛍光ペン」で線を引くのです。ピンクでも黄色でもいいと思います。これが記憶を引き出すトリガーとなるので、同じメーカーのものを、ずっと愛用していきましょう!

そして実際の模試とか試験が始まったら、筆箱から、記憶するときに使用した蛍光ペンを取り出し、机の上に置いておきます。そして、どうしても思い出せないとき、その蛍光ペンを手に取ることで、思い出しやすくなるという現象があります。

これは、たんに気持ちが落ち着くとか暗示的効果もありますが、心理学的には「文脈依存記憶」として説明できます。これは、特定の場所や場面では、そこに特有の記憶が優先的に思い出されるという現象です。

何かを取りに別の部屋に行くとします。
でも、そこで思いがけず、なにか別の「興味を引くもの」を目にすることがあります。
すると、そっちに気持ちがいってしまい、何を取りにきたのか忘れてしまったりします。誰でも一度はあることですよね?

トイレで思いついたことは、トイレに入ると思い出しやすくなります。勉強部屋に入ると、勉強モードになります。寝室に入ると眠くなってきます。お風呂に入ると、お風呂で考えたことが優先的に思い浮かぶのです。

これが文脈依存記憶であり、暗記術としても使えます。
ですから記憶するときには、いつも同じ蛍光ペンを手に持ち、それで線を引く習慣をつければ、テストのとき、それを手に持つだけで、一生懸命におぼえた年号や人名などが思い出しやすくなるのです。

これを応用した暗記術があります。 それは覚える内容、勉強する内容にあわせて場所を変えるというテクニックです。ふつうは英語も数学(算数)も、社会科、理科、物理、化学、地理、歴史も、全部ひっくるめて同じ勉強部屋で学習すると思います。

しかし文脈依存記憶を活用した記憶術を使うなら、勉強部屋では英単語や英文法、英会話のみ。そしてトイレでは歴史。図書館では数学。○○では現代文というように、場所によって学ぶことを変えるとよいのです。そして中間・期末テストや、高校受験や大学受験、センター試験の会場では、テストの教科に合わせて「その教科を勉強した場所の光景」を頭に思い浮かべます。これだけで記憶がアプトプットしやすくなります。

 

これは海馬の特性である場所ニューロン(場所細胞)という観点からも有効です。
海馬とは記憶が入ってくる箇所で、短期記憶を長期記憶に作り替える重要な部位です。
ここは体が移動することによって、活性化するようになっています。

ですから、じっと机の前に座って、英単語や歴史の年号を覚えるよりは、歩きながら覚えるほうが頭に入るのです。テレビでやってましたが、信号待ちのときに英単語を記憶し、青になって渡るときに復唱する。そうやって英語の辞書を、移動中だけで、すべて覚えた芸能人の女性がいました。

これなどは、反復の力や、時間制限による集中力もさることながら、移動することによって海馬が活性化し、シータ波が優勢になり、記憶しやすい状態をつくっていた、といえると思います。

暗記術の方法の極意とは、このように、いろいろなところで勉強することです。しかも、できるだけ動きながら、場所を移動しながら暗記できれば最高といえるでしょう。


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【コラム】
世の中には、簡単暗記術とか「奇跡の暗記術」をうたったものが出回っています。しかし、たいていはがっかりするような内容ではないでしょうか?英語の暗記術は、分解すると覚えやすいです。漢字でもそうですが、パーツにわけて考えると、じつはそれぞれに意味があるので、「理解」「イメージ」という土壌を利用して、一気に長期記憶化することが可能になります。
歴史の暗記術というのがあります。これは年号や人物名、事件名しかないでしょう。たいていが語呂合わせになります。しかし、やはり日本史や世界史の記憶法・暗記法は、まずは歴史の概要を「理解」すること。その流れを知らずして、年号などを丸暗記したところで、思い出せないまま、脳内の奥深くに眠り続けることになるでしょう。
暗記術の通信講座なんかもあります。当サイトでもご紹介しているので、参考にしてください。これはネットでPDFファイルや動画などで学ぶものですが、市販の本などには書かれていない秘訣が書いてあったりします。武田式暗記術とかワタナベ式記憶術、ロジカル暗記術、ジニアス記憶術などなど、巷には多くの記憶術本やノウハウがあふれています。それだけ需要があるということでしょう。
暗記術の方法は、歴史や英語、英単語、世界史といった学校の勉強はもちろん、資格試験の学習にも役立ちます。たとえば社労士(社会保険労務士)、司法試験(弁護士)、弁理士、司法書士、公認会計士、行政書士などの勉強にも役立ちます。
暗記術を大学受験に役立てるのは間違いではありません。しかし注意すべきは、本文でも述べているように、「理解すべきところ」と「記憶すべきところ」を明確に分けることでしょう。何でもかんでも年号や英単語を「丸暗記」しても、それは実際の試験には役に立たないものになります。理解という土台のうえの記憶・・・これこそが暗記術を駆使するうえで忘れてはならない一点ではないでしょうか。