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勉強と睡眠時間の関係とは?について

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勉強と睡眠時間は、たいへん密接な関係にあります。
なぜなら勉強や学習というものは、脳を使うものであり、眠りとは脳のメンテナンスの時間帯だからです。

睡眠時間が短いと、脳のメンテナンスがあまりできないことになります。
そうなると、せっかく受験勉強や資格試験の学習で5時間、6時間と努力しても、ざるから水が流れるごとく、もったいないことになりかねません。海馬に蓄積された短期記憶が、長期記憶になりづらくなるのです。

高校受験や大学受験をする人は、できるだけ勉強時間を確保したいために、深夜まで頑張っていたりします。その姿自体は尊いのですが、大脳生理学の観点からみると、睡眠のテリトリーをおかしてはいけません。

勉強と睡眠時間の関係は、このように密接です。短いよりは長いほうがいいのですが、長すぎてもよくありません。また生活リズムが乱れてしまうこともよくありません。もし浪人生(一浪や二浪)で、時間が自由な場合でも、しっかり目覚ましをかけ、毎日同じ時間に起床することをお勧めします。

そうしないと時間が自由ということで、だんだん寝る時間が遅くなり、同時に、だんだん起きる時間が遅くなっていきます。それは、やがて昼夜の逆転という状態をもたらし、健康を悪化させかねません。これを概日リズム睡眠障害といいます。この状態は脳がぼんやりする状態を生み出すので、集中力や思考力、記憶力が減退してしまいます。

勉強と睡眠時間を考えるとき、最低でも6時間は眠りたいものです。
もちろん世の中には3,4時間でも平気という「短時間睡眠者」といわれるショートスリーパーの人も、まれにいます。また10時間くらい寝ないと寝た気がしないというロングスリーパーの人も、まれにいます。そういった人は、自分が満足する時間に合わせることが大切です。眠気があるかどうかが、十分な睡眠をとっているかの尺度になるのです。

日中の勉強中に、眠気があったり、頻繁にあくびが出るということは、脳内に睡眠物質がたまっている証拠です。レム睡眠かノンレム睡眠のどちらかが不足しているというシグナルなのです。

 

さて、このレムとノンレムという2つの睡眠ですが、聞いたことがあるでしょう。レム睡眠は夢を見る眠りで、いわゆる浅い眠り。いっぽうンレム睡眠は大脳を深く休ませる眠り。この両方を1セットとして、一晩のうちに、90分単位で4〜5回繰り返して、朝を迎えます。

でも、ノンレム睡眠が浅かったり、レム睡眠が短かったりすると、睡眠不足となり、翌日の勉強が頭に入ってこなくなります。集中力や思考力、記憶力、判断力などが、すべて機能ダウンするので、勉強の質が低下します。こういったことから、勉強には睡眠時間が必要になるのです。急がば回れ、というように、効率的な勉強の仕方をしたいのなら、つねに十分な量と質の睡眠をとることが絶対条件なのです。

人は眠っているときに、記憶の整理を行なっています。
このときに海馬に蓄えた短期記憶を、大脳辺縁系にある扁桃体によって重みづけをし、側頭葉などの大脳へと、長期記憶として移動しています。ですから受験勉強で睡眠時間が削られると、この作業(メンテナンス)が不十分になり、短期記憶が長期記憶に移行せずに、その場で消滅してしまう危険があります。これでは、いくら長時間、勉強しても意味がありません。

眠い目をこすって・・・という言葉がありますが、何かの「作業」をするのなら意味があるでしょう。しかし脳に刻み付ける「記憶」が中心となる受験勉強、資格試験の学習においては、「眠い目をこすって」は、あまり得策ではありません。

もちろん、仕事しながら資格試験や英会話の修得に励んでいる人もいるので、この限りではありませんが・・・。仕事の残業が終わって、帰宅してすぐに受験勉強をしている人は、まさに眠い目をこすって勉強するしかないといえます。こういった場合は、昼寝や、細切れの居眠りを利用して、不足した睡眠を補うとよいと思います。


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【コラム】
勉強と睡眠時間というと、「睡眠学習」を思い起こします。これは寝ている間に、枕に仕込んだテープレコーダーから流れてくる音声を聴くことによって、英語の構文、英単語、歴史の年号、方程式などを記憶してしまおう!といった試みです。脳科学の分野では、明確に解明されているわけではないのですが、脳の特性を考えれば、まったくの嘘でもなさそうです。
レム睡眠時は、視床の部分と脊髄というインターフェースレベルで、外界との情報のやり取りが遮断されています。なので、音声を聴いても、あまり脳内には入ってこないのですが、ノンレム睡眠時には、外界の音が聞こえています。大脳が深く休んでいるとはいえ、「見張り番」といわれるように、周りの音は脳内に入ってくるのです。しかし、ノンレム睡眠時は電気配線を切って、神経線維のつなぎ替え作業を行なっているときですから、このときに新たな情報を与えることには意味があるのかどうか・・・。
睡眠学習機をつかって、寝ている間に記憶するよりも、睡眠中は純粋に眠り、起床してから勉強を頑張ったほうがいいように思います。日中は、全力で努力しているのですから、寝ているときくらいは勉強を忘れて、楽しい夢でも見たいじゃありませんか。受験勉強の期間中は、睡眠時間くらいしかストレスを解消できる時間はないのですから。。