勉強の仕方と試験の合格!TOP > 勉強の基本 > 子供の学習に必要なこととは?

子供の学習と勉強法

■勉強法の極意がつまった指南書↓
>> 勉強の説明書〜【合格保証付】2時間で正しい勉強法を身につける
■ゲーム感覚で速読をマスター!速聴ソフトもついてくる
>> 合格の方程式

子供の学習について、大事なことを語っていきたいと思います。

ここでいう子供とは、幼稚園児から小学校低学年・高学年、中学生1,2年生あたりまでです。まだ二次性徴というか、成長期に入っていない段階ですね。

子供の学習は、私立を受験するのか、それとも単に学校の成績をよくしたいのかで、当然違ってきます。お受験や私立中学などを目指すのであれば、当然、独学よりも進学塾やZ会、進研ゼミなどの力を借りたほうがよいでしょう。なぜなら子供の時代は、まだ自主性に乏しく、独学することは難しいからです。大人が情報を提供して、引っ張ってあげる必要があります。

まず私立とかお受験とかを目標にしない場合の、子供の学習方法について。学校の成績が悪いからといって、すぐに学習塾に入れるのはどうかと思います。まずは親が勉強の面倒を見てあげて、指導してあげるべきではないでしょうか?

記憶には適齢期というものがあります。これを臨界期といいます。
小学校の10歳くらいまでは、意味記憶が優勢といわれています。意味記憶とは、言葉の意味などですね。これは「りんご」、あそこに咲いているのは「チューリップ」とか・・・。そういった記憶が得意な時期が10歳までです。漢字の書き取りなどで、どんどん吸収しやすい時期ですね。

それにたいして中学生以降になると、今度はエピソード記憶が脳内で発達してきます。これは自分の体験であり、経験です。いつどこで何をした、といった記憶です。子供のころはエピソード記憶が、あまり発達していないので、よほど強い記憶でないと忘れてしまいがちなのです。でも中学生以降になると、自分の体験が記憶に残りやすくなります。

この「記憶の臨界期」から、そのときにもっとも適切な、子供の学習法が見えてきます。つまり10歳くらいまでは、読み書きを中心にして、意味を覚えさせる。ひたすら教科書を反復させるのがいいと思います。

でも6年生くらいから中学校に上がるころになると、エピソード記憶が発達してきます。そうなると漢字とか年号とかを覚えづらくなります。英単語なんかも、なかなか覚えづらいわけですね。意味記憶が鈍ってくるからです。

たとえば英語を例にとると、10歳くらいまでは、英単語をどんどん暗記できる。しかしそれ以降になると、なかなか覚えられない、ということに。そこで中学生が英単語を覚えようとするときは、単に英単語のスペルと意味を結び付けようとするのではなく、文脈のなかで、文章といっしょに覚えるという方法が有効になってきます。

ですから英単語を覚えようとするときは、無味乾燥な文章ではなく、できるだけ情景がありありと浮かぶような物語のほうが、記憶に残りやすくなるわけですね。小説でもそうですが、読んでいるときは、自分も一緒に脳内で体験しています。つまりエピソード記憶です。

このように10歳を境に、子供の学習のやり方、仕方は自ずと変わってきます。10歳以前の勉強は、無味乾燥なことが多いので、あまり勉強ばかりさせず、ストレスを解消させるために外で思いっきり友達と遊ばせることが大切です。

10歳をすぎると、子供は自主的に勉強するようになります。 自分の体験と結び付けて覚えられるようになるので、勉強自体がおもしろくなってくるのです。ですから、長時間の勉強も苦にならなかったりします。ただし、自分の体験とうまく結び付けられない子供は、10歳以前の意味記憶をつかった勉強法を引きずっています。

学校の成績が悪い子供は、英語を学ぶときも、英文法とか英単語を「覚える」ことだけに意識が向きがちな傾向があります。そこを、たとえば洋画をみることで、英語の面白さを教えてあげれば、エピソード記憶をつかった勉強の仕方に移行していくことができます。子供の学習は、その時におうじて変えていく必要があるのです。子供時代の勉強の仕方は、臨機応変が大切なわけですね。


■勉強法の極意がつまった指南書↓
>> 勉強の説明書〜【合格保証付】2時間で正しい勉強法を身につける
■ゲーム感覚で速読をマスター!速聴ソフトもついてくる
>> 合格の方程式
■おすすめ記憶術ノウハウ↓
> 記憶術日本一を勝ち取った藤本憲幸の「超」記憶術 <

【コラム】
子供に学習机や椅子を買ってあげると、それを機会に勉強にがんばりだすことがあります。ただ勉強しなさい、ではなく、そのようにインテリア(環境)を変えてあげるわけですね。そのほか学習机だけではなく、勉強部屋、子供部屋を作ってあげる。あるいは筆箱や文房具を買い与えてあげることも、子供の勉強のやる気につながっていきます。子供用のパソコンなんかもいいですね。ただし閲覧制限をする必要はありますが・・・。
子供の学習はゲーム感覚で行うと、うまくやる気を引き出せたりします。たとえば、これをクリアしたら、1ポイント上げるというように。そうして一定のポイントがたまったら、○○を買ってあげるなど、目標を作ってあげるわけですね。大手の学習塾や通信教育のネット塾では、このようなゲーム感覚のシステムを採用しているところもあります。ネットには、いろいろな無料アプリやソフト、サイトがありますから、それを利用するのもいいですね。
子供の学習にはとくに通信教材は必要ありません。無料でも、十分に学校の成績は良くなります。小学生のうちは教科書だけで十分です。ほかに1冊、応用自在とか力の5000題とかの参考書があればいいでしょう。私は力の5000題で算数を良く勉強したものです。これで私立の明治学院を受験し合格しました。そのほか国語や社会、理科も出ています。
私立中学をお受験する以外は、進学塾に通わせず、また家庭教師もつけることなく、自宅での家庭学習だけで十分だと思います。ただ、小学生に習い事をさせることは別です。本文では、子供時代は意味記憶が発達しているといいましたが、じつはもっと早く発達する力があります。それが手続き記憶です。これは体を使った記憶。幼児がはいはいするのも、手続き記憶なのです。人の記憶の発達過程は、手続き記憶→意味記憶→エピソード記憶という流れになっています。
ですから勉強(意味記憶)以外の習い事なら、幼少のころから習わせると、身に付きやすくなります。たとえばピアノやそろばん、サッカーや野球などのスポーツ、実戦空手や剣道などの武道・格闘技。ただし、やれ勉強だ、受験だ、習い事だと、子供のをがんじがらめに縛りつけると、今度は子供はストレスをかかえてしまいます。これが子供の近視や心因性視力障害、非行、家庭内暴力、引きこもり、うつ病、チックなどを引き起こすきっかけになる危険があります。何事もほどほどにして、バランスよく、ということですね。
子供は褒められるとうれしいものですから、算数のプリントを見せに来たときは、たとえ80点とか100点ではなくても、50点や40点でも褒めてあげると、成績アップにつながります。これこそが子供のやる気を引き出す、学習の極意といえます。